昭和45年
×「森進一ショ−」5景-(01/01〜07)
ザ・ドリフターズ・いしだあゆみ・NDTほか
チラシ表 |
チラシ裏 |
同時上映映画:1970.01.01 ブラボー!若大将 東京映画 岩内克己
チラシ表 |
チラシ裏 |
同時上映映画:1970.01.01 ブラボー!若大将 東京映画 岩内克己
×「第40回ウエスタン・カ−二バル」11景-(01/15〜22)
出演は「 タイガース」「テンプターズ」「田辺昭知とスパイダース」「加瀬邦彦とワイルドワンズ」「ガリバーズ」「ピーターズ」「ファニーズ」「P・Sビーナス他、沢田研二
萩原健一
◎写真掲載出演者ザ・タイガース永田英二ザ・ハイソサイティフォー・リーブスザ・スパイダースザ・ワイルド・ワン ピーターズファニーズ P・Sビーナス ガリバーズ ザ・テンプターズ
チラシ |
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同時上映映画:1970.01.15 社長学ABC 東宝 松林宗恵
×「森山良子と共に」9景-(01/30〜02/05)
出演:森山良子・高田恭子・トワエモア
チラシ表 |
チラシ裏 |
同時上映映画:1970.01.15 社長学ABC 東宝 松林宗恵
上条美佐保さん退団後の消息・・・「主婦の友」2月号
昨年の「春のおどり」を前に「上条美佐保が恋の逃避行」で行方不明と報道され、その経緯の詳細は「日劇レビュ−史」384pにも掲載されて居ますが、その後の彼女の消息が昭和45年2月1日発行の「主婦の友」2月号に「元日劇トップダンサー・上條美佐保〜スカーレットの振付師モリナロ氏の妻となって」として記載されて居るのをWeb上に発見しましたので下に転載致しました、振付師タミ―・モリナロ氏は新宿コマ劇場の専属振付師で当時日劇の振付も担当されて居ました。
その後上条さんは芸能界を引退された様子ですが,当HPのBBSに将来小説家志望さんから2001年6月4日に亡くなられたお知らせが投稿がありました。
上条美佐保さんの時代」 投稿者:小説家志望 投稿日:2005年 7月10日(日)06時19分36秒
主婦の友」表紙:栗原小巻 |
×「西田佐知子ショ―・女ひとりの詩・鍵をかけないで」8景-(02/13〜19)
A4版16ページ
プログラム |
チラシ
チラシ表 |
チラシ裏 |
同時上映映画:1970.02.08 蝦夷館の決闘 東京映画 古沢憲吾
「新チームヤング・ラバーズ誕生」
この「春のおどり」から30名の男女から成る新コ−ラスチ-ムの「ヤング・ラバ−ズ」が誕生しました、このメンバ-の選出にはNDT内部オ−ディションが行なわれて第9景「ハロ−・ヤング・ラバーズ」ではメドレーで10曲程ポピュラ−ソングを披露しています、このヤング・ラバ−ズは此の後各チームがその要員不足で解散消滅する中で最後まで残ったチ−ムです。
「NDT29期生募集」-(3/15)
例年通り3月15日(日曜日)にNDTの45年度の研究生募集が行なわれましたが応募者は女53・男27・合計80名に過ぎず、この中より女35・男17・合計52名が採用されました。
「昭和44年度春NDTスタ−名鑑・香盤表」
別ぺ−ジにN昭和45年春のNDTNDTスタ−名鑑及び香盤表を作りましたので御覧下さい。
これに依れば「春のおどり」に参加するNDT団員の陣容は女性102名・男性28名・合計130名です、重山規子・藤井輝子・橘田紀・金須宏・能見英俊・古沢勇・真島茂樹さんの7名はこのショ−は休演して居ます。
「春のおどり」キャンぺ−ン
週間大衆3月5日号 グラビアぺ−ジ 雪の中氷点下の路上でのラインダンス
表紙は由紀さおり |
「日劇春のおどり」14景-(03/01〜28)・(04/01〜24)
公演期間は「日劇レビュ−史」に依ると上記の如くですが下記のチラシに依ると一の替り(03/01〜28)で二の替り(03/29〜04/24)
又二の替りプログラムの表紙の重山のり子さんは此のショウには出演して居ません?(映画出演の為か?)。
「日劇春のおどり」の一の替りプログラムの表紙 プログラムの表紙写真がゲストのみで飾られたのは今回限り |
「日劇春のおどり」の二の替りプログラムの表紙 |
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この「春のおどり」の表紙を飾ったのはゲスト出演の和装の朝丘雪路・林与一(二の替りは東千代之介・水谷良重)さんで此れは万博の外人さんを意識しての事と思われますがNDTの団員で無かった事は残念で有り又団員の反発を買った様です、又サブタイトルの「CHERRY
BLOSSOM SHOW TOKYO '70」が表紙に入っています。
林与一さんのwebサイトは
*http://www.cal-net.co.jp/cgi-bin/i-style/index.cgi?mode=detail&p_id=91
*http://movie.goo.ne.jp/cast/97781/
東千代之介さんのwebサイトは
*http://www.nikkansports.com/jinji/2000/seikyo001110_1.html
*http://movie.goo.ne.jp/cast/102470/
内容では前半は日本調でそれに続く「沖縄組曲」ではゲストの冠船流川田琉球舞踊団が主役を務め此処でもNDTの踊り手の不足が伺えます、
その他では第8景で「ビギン・ザ・ビギン」がY昭和35年の「日劇秋のおどり」第10景「ラテン・キャバルケ―ド」で初演したもので今回は高木翼・横田米子さんを芯に再演されました、この「ビギン・ザ・ビギン」は矢張り昭和38年「夏のおどり」で初演されたあの有名な「ピ-ナッツべンダ」と共に日劇の二大名作と言われています(何れも鼎洋二氏の振付)。
第11景「世界の若者達」で三浦恭子さんの唄う「シュガ−・シュガ-」でトッピング・ドールズ(メンバ-は昨年秋と変わらず)とエイトポピーズが踊り、次の第12景「春のロケット」では28期生38名のラインダンス、第13景「サンレモ・フェスティバル」は「再び三浦恭子さんの唄う「心の王様」エイトポピーズの踊りで最後のフィナ−レです。
この後半の3景のみがNDTらしさが漸く出て居たと思います。
チラシ
一の替りチラシ表 |
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二の替りチラシ表 |
チラシ裏 |
「日劇春のおどり」のプログラムには次の三つの記事が載っています、
1、(ニュ−ヨ−ク〜モントリオール〜大阪)-演出家 山本紫郎
2、(NDTえ・ん・ま・帳)
3、(レビュ−随想 踊れ!NDT)-橋本与志夫
(1)は「春のおどり」の演出家山本紫郎氏のもので関係して来たニュ−ヨ−ク〜モントリオール万博の経験を生かして大衆を見方に観客を常に頭に浮かべて日本のショウを構成した事。
(2)は現状でのNDTスターとトッピング・ドールズ・エイトポピーズ夫々の面々の紹介記事です。
(3)は「日劇レビュ−史」の著者の橋本与志夫氏が万国博覧会に因み日本調のものに日劇らしいモダンな感覚を取り入れて欲しい云う要望と「ヤング・ラバ−ズ」の誕生にオ−ディションが採用された事等です。
同時上映映画
1970.02.14 幕末 中村プロ 伊藤大輔 (03/01〜03/20)
1970.02.28 続社長学ABC 東宝 松林宗恵(03/21〜03/20)
1970.03.15 日本と日本人 東宝 総監督:市川崑
1970.03.21 待ち伏せ 三船プロ 稲垣浩
1970.04.04 栄光への反逆 東宝 中平康
1970.04.04 豹は走った 東宝 西村潔
1970.04.18 無頼漢 東宝=にんじんくらぶ 篠田正浩
N昭和45年春NDTスタ-名観・香盤表
TF日劇ダンシングチ―ム舞台ALBUM昭和45年-T
「春入団のNDT28期生?に就いて」 「春のおどり」のプログラムには昨年秋入団した28期生38名のラインダンスとして38名の氏名が載って居ますが此の内、室谷晴美・鍋代依久子・左近陽子・石川春代・長野恵子の5名の方はこの春のプロには写真が載って居ません、室谷・左近さんは夏のプロには掲載されていますが、鍋代・石川の両名の記載は無く又「日劇レビュー史」の連名リストにも記載されて居ません(記載漏れか?)。 室谷・左近さんは東宝芸能学校をこの春卒業したからではないかと?思われます、室谷晴美さんは後に連名入りして居ます。 長野さんは29期のリスト(29期の記載間違い?)に名前は載って居ますがこれ以後のプロには見当たりませんので多分この「春のおどり」限りでこの3名の方は退団されたと思われます。 |
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「今年も又退団者続出」 「春のおどり」の後今年も又退団者が多くスタ-級では横田米子(11)・河本芳子(19前)・三浦恭子(22)さんの3名で何れも歌も唄え横田さんは第一次ポンポンシックスのメンバ−で11期生最後の一人で、河本さんも入団以来10年パンチの効いた唄声で活躍して来ました昭和40年の「夏のおどり」 「太陽のクンビア」-河本芳子・馬場紀邦を聴いて下さい。 又特に三浦さんは上条さん退団の後日劇歌手のトップスタ-として売り出し最中で4月の「春のおどり」の舞台上でお笑いのゲストの方?が即席で三浦恭子さんが辞める!と悲鳴の台詞を言って居るのを聴いた覚えが有ります。 これでNDTの歌手陣は男性の馬場さんも昨年退団されたので女性大スタ−の藤井輝子さんだけに成りました。 その他エイトポピーズからは今泉比美(26)さん、トッピング・ドールズからは江成文子(25)・魚住真理(25)さん等で、男性ではスタ-の高木翼(11)さんです。 |
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「日劇春のおどり」のプログラムでの団員数122名(女性97名・男性25名)から「日劇夏のおどり」のプログラムの団員数は93名(女性69名・男性24名)と成って居て女性団員が28名も減少し退団した事に成ります、この結果昭和30年代に活躍された19期以上の女性団員は重山規子(6)・藤井輝子(12)・水谷良子(12)・橘田記(15)・亀谷静子(16)さんの僅か6名に成ってしまいました。
一方男性団員も19期以上では能見英俊(11)・北川璋(17)・古沢勇(18)・神崎一人(18)・菊間清二(19後)・後藤学(19後)さんのこれも6名に成って居ます。(清水秀男さんは除く)。
真理アンヌ・大堀早苗 残酷おんな情死ポスター』B2サイズ
1970.04.18 残酷おんな情死 日活 西村昭五郎
http://movie.goo.ne.jp/cast/97830/index.html
×「橋幸夫ショー」3部-(04/25〜05/01)
芸能生活十周年記念特別公演 「日激レビュ−史」には「橋幸夫まつり」と成って居ます。
日激レビュ−史398p |
×「第41回ウエスタン・カ−二バル」8景-(05/02〜08)
ザ・テンプターズ・スパイダース・ザ・ハプニングス4・ゴールデンカップス・名前だけ頭脳警察・ザ・エム
チラシ
同時上映映画
1970.04.29 おいろけコミック 不思議な仲間 東宝 児玉進
「雪村いずみと共にファスティバル日劇'70」-(05/09〜28)
演出/山本紫朗 ・キャスト/雪村いづみ、トリオ・ロス・モンジュ、トミ・譲二とローヤルスポーツ 他
「春のおどり」後ゴ−ルデンウイ−ク中の「橋幸夫まつり」「弟39回ウエスタン・カ−ニバル」を終わり雪村いずみを久々に迎えてのこのショ−はNDTの出演場面は「春のおどり」と全く変わらずでゲストを変えての「春のおどり」の三の替わりとも云うべき内容で新鮮味は何も無く題名に吊られて入場した観客を裏切るもので日劇製作陣の安易さと情熱の無さを暴露した出し物でした。
ただ雪村いずみさんは昭和30年代には「大おどり」のNゲスト歌手として出演されて居たので当時を思い浮かべ懐かしく思いました。
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裏表紙 |
同時上映映
「待ち伏せ」 監督/稲垣浩 ・キャスト/三船敏郎、石原裕次郎、勝新太郎 他
「野獣都市」 監督/福田純 ・キャスト/黒沢年雄、三國連太郎、高橋紀子 他
×「ザ・ドリフターズショーのってるまりちゃん」-(05/29〜06/04)
構成・演出/塚田茂
キャスト/ザ・ドリフターズ(いかりや長介、荒井注、仲本工事、高木ブー、加藤茶)、園まり
399p |
チラシ表 |
チラシ裏 |
同時上映映画
1970.05.23 野獣都市 東宝 福田純
×「岸洋子・希望」7景-(06/05〜10)
出演/岸洋子、ザ・シャデラックス、三遊亭円楽 NDT他
同時上映/「にっぽん戦後史」
週刊文集 昭和47(45?)年6月19日号 <表紙>田中マリ子・・真理子(日劇ダンシングチーム) |
テレビ出演 ★『金メダルへのターン!』 森田敏子
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【聖園 泉】「森田敏子」
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「エイトポピーズ再編成変」
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エイトポピーズ 松本・秋元・埴岡・渚・白石・石井・黒川・岸本さん |
「第二次トッピング・ドール結成」
トッピング・ドールズは岩間文子・内田繁子さんが連名入し、江成文子・魚住真理さんが退団の為に、一般公募で昨年秋に入団したばかりの28期生の中から8名を選抜して8人編成の第二次のトッピング・ドールズを結成しました、この様に若い者を抜適するのは良いのですが若さと容姿だけで踊りの技術が伴わない弊害が出て来ました、昭和30年代ではチ−ムに参加出来たのは優秀な方でも入団3年目位でしかも芸能学校の訓練期間2年でしたから此の時期此の事からしてNDTの人材不足が深刻に成って来た事が分かります。
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トッピング・ドールズ 田中・国枝・横山・相田・川原・大野・松岡・鹿島さん |
「連名に女性6名・男性5名昇進」
退団者が続出の為19期以上の女性スターで残ったのNDTの特別スタ−(男性清水・羽鳥・馬場-女性重山・藤井)を除きスタ−の橘田記(15)・亀谷静子(16)さんの2名に成ったNDTでは次の6名を一挙に連名入させました、これで女性の連名スタ−の団員は西川純代(20)・近江ツヤ子(22)・森田敏子(22)さんを加え11名の陣容で「夏のおどり」を迎えます。
水谷良子さんは第二次プリティ・ガ-ルス及びポンポンシックスのメンバ-で”やっちゃん”もファアンの一人として今迄に連名入しなかったのが不思議に思って居ました。
大西富美子・新倉まり子さんは第一次エイトポピーズの、又岩間文子・内田繁子さんは第一次トッピング・ドールズのメンバ-です。
横瀬美枝子さんは第ニ次エイトポピーズの初期のメンバ-です。
水谷良子(12) | 大西富美子(20) | 岩間文子(24) | 新倉まり子(24) | 内田繁子(25) | 横瀬美枝子→谷さゆり(26) |
男性では19期以上から北川璋(17)・古沢勇(18)・菊間清二(19後)さん19期以下から・真島茂夫(23)・前新和則(24)・の2名・合計5名の方が新に連名入し、これで男性の連名スタ−の団員は能見英俊(11)・神崎一人(18)さんを加えて7名に成りました。
北川璋(17) | 古沢勇(18) | 菊間清二(19後) | 真島茂夫(23) | 前新和則(24) |
「横瀬美枝子さん芸名”谷さゆり”を襲名」
この中で特に谷さゆり(26)さんは退団した河本芳子(19前)・三浦恭子(22)さんに替る唄えるスターとして日劇でも力を入れ、本名横瀬美枝子から芸名を谷さゆりに替えさせました、この(谷さゆり)の芸名はかってのNDTのスターで在った3期生の谷さゆりさんのもので容姿が良く似ていた事もありこの名前を襲名させた事になります。
3期生の谷さゆりさんは”やっちゃん”が日劇を見始めた昭和28年当時はまだ舞台で一二度見た記憶がありますが、彼女は某大學の教授の娘さんで在団中も映画に進出昭和29年公開された、「ジャズ・スタア誕生」の映画でフランキ−堺さんと共演されその後フランキ−堺さんと結婚されて居ます。
3期生の谷さゆりさんのwebサイトは |
webサイトの谷さゆりさん |
「NDT五人のスタ-を売り出す」 日劇夏のおどり」のプログラムのカラ-グラビアぺージにはこの「夏のおどり」から売り出す若手のスタ-5名が掲載されて居ます |
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「夏のおどり」NDT参加団員数
夏は入団者が秋の為に団員数が一番少なくなる時期ですがこの「夏のおどり」は春に続きNDTの特別スタ−(男性清水・女性重山・藤井)が誰も出演しない寂しいショ−に成りました、その上「春のおどり」の後女性団員の退団者も多く従って参加人員は男性24名・女性71名・合計95名で出演者の総数が100名を切って居ます。
「谷さゆりさんレのコ−ド」 この時期歌も得意な谷さゆりさんは右に示すレコ−ドをリリースして居ます 東宝レコ−ド(AS-1019) ステレオ45rpm ¥400 A面 恋のピラニア(3:10m) B面 迷子になりたい(2::30m) 作詞:伊藤アキラ 作曲:浜口庫之助 編曲:青木 望 残念ながら現在このレコ−ドは所在が不明の為その唄声をお聴かせ出来ませんが、右のレコ−ドのチラシ裏面をクリックすれば夫々の歌詞と彼女の自己紹介が観られます。 |
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「日劇夏のおどり」11景-(6/19〜8/24)
「日劇夏のおどり」のチラシ 右は宣伝用の「日劇夏のおどり」のチラシです、此れには森田敏子・谷さゆりさんの写真が載って居てこの2名が売り出し中である事が判ります、又入場料金が載って居ますが昨年に較べ指定席で¥100・一般学生で¥50夫々値上げされています。
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この「夏のおどり」は例年に比べて10日早く開幕それだけ期間が長い公演となりました。 |
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プラスチックレビュ-の開幕とうたった第1景「サマ-’70」ではディメンション・フォ-として売り出す5人がウォーター・カテンの水しぶきの中に登場で開幕、エイトポピーズ・トッピング・ドールズに続くラインダンスは25期〜28期の団員を集めてもわずか25名編成でした、第2景「若い渚」では(ラ・メール)等をヤング・ラバ-が(バリハイ)・(引き潮)を内田繁子・石井洋子・鹿島とも子さんが又(ハ-バライト)を西川三知代・松尾直子・室屋晴美さんが夫々ソロでしかも日替わりで唄ったのが目新しい試みでしたが、これも決定的なソロシンガ-が少なく成った事を表していました。
その他はフィナ-レ迄歌と踊りの単なる羅列に過ぎず全体では踊りの技術の低下を感じさせるショウでした。
「日劇夏のおどり」のプログラムの表紙 →トッピング・ドールズ拡大 |
「夏のおどり」宣伝キャンぺ−ン →プ−ルで全員 |
宣伝用マッチラベル |
「日劇夏のおどり」のプログラムには次の記事が載っています。
(フレッシュフレッシュNDT)-スポ-ツニッポン新聞・文化部 渡辺昭夫
これにはマンネリ化して居る日劇の三大おどりに選ばれた若い5
名のスタ-が新しいレビュ−を作って行って欲しいとの願望と期待を述べています。
同時上映映画
1970.06.13 日本一のヤクザ男 東宝=渡辺プロ 古沢憲吾 (03/01〜06/23)
1970.06.13 喜劇 負けてたまるか! 東宝=渡辺プロ 坪島孝(06/24〜07/03)
1970.07.04 悪魔が呼んでいる 東宝 山本迪夫
1970.07.04 幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形 東宝 山本迪夫
1970.07.18 サインはV 東宝 竹林進
1970.08.01 決戦!南海の大怪獣 東宝 本多猪四郎
1970.08.04 赤頭巾ちゃん気をつけて 東宝 森谷司郎
1970.08.11 激動の昭和史 軍閥 東宝 堀川弘通
1970.08.14 バツグン女子高生 16才は感じちゃう 東宝 松森健
N昭和45年夏NDTスタ-名観・香盤表
TF日劇ダンシングチ―ム舞台ALBUM昭和45年-U
「公演時間の変更」 |
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今迄の公演時間に就いてはY昭和31年のぺージを参照下さい。
又此の年当りから一階席の中央通路前半分(448席)が常時指定席に成ったのではないかと思われます(N日劇座席表を参照下さい)。
「森田敏子さん退団」 |
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チラシ |
http://f58.aaa.livedoor.jp/~kiiuroo/saigou=subete-1970-9.htm
同時上映映画
1970.09.12 ひらヒラ社員 夕日くん 東宝 石田勝心
平凡パンチ 9月28日号
鹿島とも子
×「クールファイブショ―」12景-(09/24〜30)
1970年9月27日日劇/初のステ−ジ実況盤/司会け玉置宏 演奏:チャ−リ−石黒と東京パンチョス 主演:前川清 ゲスト:辺見マリ,獅子てんや・瀬戸わんや 他/噂の女 他全23曲 2枚組LP
LP〜豪華盤クール・ファイブ・オン・ステージ (1970年12月25日発売JRS-9043〜4) 【JRS-9043】 SIDE A:1.オープニング2.長崎は今日も雨だった3.わかれ雨4.涙こがした恋5.捨ててやりたい SIDE B:1.長崎のザボン売り2.長崎シャンソン(唄/内山田洋)3.長崎の女(唄/小林正樹)4.長崎ブルース5.長崎物語6.長崎詩情【JRS-9044】 SIDE A:1.ヴィーナス2.男と女3.アンド・アイ・ラブ・ハー4.白い恋人たち5.イエスタデイ6.ちっちゃな恋人(唄/前川清・辺見マリ) SIDE B:1.君といつまでも2.愛のいたずら3.愛の旅路を4.逢わずに愛して5.噂の女6.フィナーレ ■1970年9月27日の日劇における実況録音盤です。初期のクール・ファイブの全貌を聞くことが出来ます。特に前川清の洋楽のカバー「ヴィーナス」は一聴の価値があります。
雑誌「読切傑作集」9月特大号-鹿島とも子
カラー約1P( 鹿島とも子水着 )
「”やっちゃん”郊外に引越しする」 此の年の9月末に”やっちゃん”は都内のアパ−トから郊外の一戸建ての家をロ−ンで購入引越をしました、この為に何かと忙しく「秋のおどり」は見て居ない様でプログラムもありません。 この引越の為都心に出るのに1時間は掛かる様に成りこれ以降「三大おどり」でも見るのは平均ニ三回に減ってしまいます、これは併映される映画もこの頃に成ると封切りが一週間単位では無くなり製作本数の減少から10日から二週間上映される作品が多く成った所為もあります。 「”やっちゃん”待望の自家用車を購入」 この引越しを機会に”やっちゃん”は自分の車(カロ−ラ)を購入しました、これは郊外ですと買い物等に便利な点も有りましたが、当時は漸く庶民の間でもマイカ−ブ−ムが始まった時代で郊外の私鉄の駅周辺でもまだ無料の駐車スぺースが可也あり、冬の寒い時期には時には通勤にも使用し、又郊外のドライブも今程の停滞も無く楽しめる時代でした、この様に庶民の間ににも自家用車を利用したレジャ-の多様化がレビュ−の衰退に一層の拍車を掛けたものと思われます。 |
「NDT29期生入団」
「日劇秋のおどり」を前にしてこの春募集したNDT29期生31名(女性18名・男性13名)が入団して居ます、この中では阿世知守さんがこれ以後先に退団した男性歌手の馬場・天井さん後を埋めて行き連名入りスタ−に成ります。 阿世知守さんは「NHKのみんなの歌」にも出演されて居ます、 そのwebサイトは *http://www.interq.or.jp/orange/mitumi/utakan/others/LP-K200.htm その四第2面「光る夏の歌」 |
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又女性では奥田順子・川村美晴・長瀬照代さんの3名の方が後に連名入りスタ−に成りました、
奥田さんの写真は昭和46年「夏のおどり」のプロのものでそれまでは掲載されて居ないので多分奥田さんは昭和46年春東宝芸能学校卒で29期に編入されたと思われます。
長瀬(安西)照代さんに就いて下記の様な近況のメ−ルを頂きましたのでそのまま転載してNNDTの58人は いまのペ−ジに主婦とだけ記載したプロフィ−ルを訂正致します(’05/07/10)。
件名 29期 長瀬照代より |
然しこの春応募した人数は此の年から受験料¥500を取った事もあり(春のプログラムの中の研究生募集の広告参照)女性53名・男性27名に過ぎずその内合格者は女性35名・男性17名と成って居るので実祭の入団者と較べると6ヶ月の訓練中に女性の約半数の17名・男性4名が脱落して居ます、その上女性で実再に秋の舞台を踏んだのは僅かに18名に過ぎません、此の事は応募者の中にはNDTの試験に合格した事を他の芸能活動に利用する人が多くなる傾向が増えて来たと考えられます。
此の結果此の年は退団者が40名に上って居ますので入団者がその数を下回った年になり此の傾向は今後も続き此の年から団員総数は減少して行きます。
29期の女性入団者の中の石川裕子さんは昭和47年「春のおどり」を最後に退団されその後NHKの101に出演され現在でもダンスのインストラクタ-を務められて居ます。
*http://www.salsa.co.jp/guide/instructor.html・・・・・・・・・・・・・石川裕子/LOS SALSEROSスクール
*http://www.geocities.jp/stage101_2004/newpage3.html。・・・コーラスグループ、アップルズ(NHKのヤング101に出演)
この「ヤング101」のメンバ−のwebぺ−ジには次の6名の東宝芸能学校出身者が掲載されて居ます。
氏名 | NDT期 | 経歴 |
石川裕子 | 29 | ヤング101 コーラスグループ、アップルズ、日劇ダンシング・チーム出身 |
畑山佳代 | . | ヤング101 東宝芸能学校出身。アップルズ、現在も現役でライブ活動を続けてます HP*http://sound.jp/kayoyakko/ |
やまぺ星子 | . | ヤング101 東宝芸能学校出身、アップルズ |
夏恵子 | . | ダンサーズ101 東宝芸能学校出身 |
牧弘子 | . | ダンサーズ101 東宝芸能学校出身 |
柳昭子 | 13 | ダンサーズ101 東宝芸能学校→NDT→タレントに転向後101へ、柳昭子ジャズダンスシティ主宰、「セーラームーン」の振付などで活躍 HP*http://homepage.mac.com/jamtapdancecompany/yanagijazz/yanagijazz.ht |
アップルズについては *http://music.www.infoseek.co.jp/artist/detail/33767/を参照
最後に加入した新ヤング12人 後列左から 北美奈々、岸じゅんこ、小野寺正夫 中列左からアップルズ(石川裕子、畑山佳代、大原マリ子)、桝川譲治、藤村泰介、やまべ星子、上村優 前列 宮川裕史、キャンディ浅田 *http://www.geocities.jp/stage101_2004/gallery.html |
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「サンデ−毎日」グラビアよりNDTの切り抜き
サンデ−毎日9月20日号 「日劇秋のおどり」の衣装で |
サンデ−毎日11月8日号 「日劇秋のおどり」NDT創立35周年記念公演より 西川純代「バレェ・パッショネイト」 |
「東宝」 10月号 表紙 重山規子
「日劇秋のおどり」14景-(10/3〜31)・(11/1〜26)NDT創立35周年記念公演
この「秋のおどり」は9月の引越し、それに仕事の方も一昨年昭和43年秋に始まった大阪の友好関係企業との新しい共同開発機械の件が最終段階を迎え大阪えの出長が多く忙しかったのか見て居ない様なので資料も有りませんが、清水秀男・重山規子さんのコンビが久し振りに出演され、此の舞台を最後に戦後から長年男性舞踊手のトップスタ-を務めて来た清水秀男さんが現役を退団されました。
然し大阪出長の間休みの一日万国博覧会を見学する事が出来、展示され当時話題に成って居た”月の石”を見る事も出来ました。
大阪万国博覧会及び月の石のwebサイトは
*http://www.expo70.jp/expo70.html
*http://moon.nasda.go.jp/ja/qanda/faq/faq7/lunar_rock_kahaku.html
チラシ
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「日劇秋のおどり」のプログラムの表紙 西川純代・神崎一人さん |
プログラムのグラビアぺ−ジ |
この「秋のおどり」のプログラムは所有して居ない為に内容は思い出せません。
以下の舞台写真は何れも「日劇レビュ−史」より
NDT35を謳った街に張られたポスタ− |
NDT創立35周年記念公演中央前西川純代・神崎一人 |
清水秀男・重山規子さん(清水さんの最後の舞台) |
同時上映映画
1970.10.03 喜劇 男売ります 東京映画 西村潔
1970.10.10〜16 奇妙な仲間 おいろけ道中 東宝 児玉進
1970.10.17〜31 商魂一代 天下の暴れん坊 東宝 丸山誠治
1970.10.31 どですかでん 東宝=四騎の会 黒澤明
1970.11.14 バツグン女子高生 そっとしといて16才 東宝 松森健
1970.11.14 学園祭の夜 甘い経験 東宝 堀川弘通
1970.11.22 ひらヒラ社員夕日くん ガールハントの巻 東宝 石田勝心
TF日劇ダンシングチ―ム舞台ALBUM昭和45年-V
「清水秀男さん現役を引退」 |
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「内田繁子さん退団」 |
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「日劇の団体客に就いて」
此の年万国博覧会で外人の観光客も増え外人のグル-プの団体での観客もかなり見掛けましたが、日劇ではその土地がらも在って此の当時ライバルで在った浅草国際劇場の様に地方からのバスを連ねての大量の団体客は少なく(駐車スペースの確保が困難な事も有った)、団体貸切で1日入場出来なかった事もたまには有りましたがこの様なことは少なく、就学旅行の生徒が3階席に来て居たのを見掛けた事はありますが。
×「奥村チヨショ―」10景-(11/27〜12/03)
[演劇雑誌 東宝 70年12月号] 西川純代・森田敏子
<表紙> 浜木綿子
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[アサヒ芸能 70年12月10日号] 森田敏子
Rock Canival#1-(12/10)・・・John Mayall 初来日
Rock Canival#1 チケット |
×「日劇ケロヨンカーニバルパンフレット」5景-(12/18〜30)
×「宝くじ25周年ゴ−ルデンショウ」-(12/31)
「宝くじ25周年ゴールデンショウ」のちらしです。宝くじ購入の際に、このちらしにくじをはさんで渡していたと思われます。出演は、水前寺清子、コント55号、てんぷくトリオ、ミス宝くじ山田はるみ、ミスドリーム牧美絵子、日劇ダンシングチーム
外部出演
×NMH3・4・5月万博特別公演「女のエクスポ'70」-(03/05〜06/08)
この公演にNDTから藤井輝子・NDT-OGの英 由美さんの二名がトップスタ―として出演して居ます、従って藤井輝子さんは「日劇春のおどり」を休演して居ます。
チラシ
B6判・二ツ折りタイプ
構成・演出:平田稲雄、日高仁 出演者:藤井輝子、英由美、タニ良江、葵千代
【パンフ】
日劇ミュージックホールTOKYO SEXPO70
発行:昭和45年3月5日
出演:藤井輝子・英 由美・小浜奈々子・朱雀さぎり・松永てるほ・星ひとみ、高見緋紗子・島淳子、久美エリカ他
日劇ミュージックホールTOKYO SEXPO70
NDT 英 由美 |
右松永てるほ |
×「クレージー年忘れ爆笑公演」 東京宝塚劇場
昭和45年12月公演 この公演にNDTは男性8名・女性17名・合計25名が出演して居ます(NDT-OGの橘田紀さんも出演)。
http://homepage.mac.com/infant/omotya/45tosi.html(ザ・ピーナッツ 会報)
「日本刀奇談ぎんぎらぎん物語」13景
「大音楽会走れ走れクレ−ジ−!」10景
大堀早苗
1970.04.18 残酷おんな情死 日活 |
http://www12.ocn.ne.jp/~nacky/playgirl15.html ☆大堀早苗(おおぼりさなえ)役名:小堀早苗(通称:さなえ) 昭和40年代前半に日劇ダンシング・チームの看板スターとして活躍した後、女優に転身、数々の作品に出演しておりますが、その中で代表作と言えるのが日活の「残酷女情死(昭和44年・西村昭五郎監督)」だと思います。ここでの彼女は真理アンヌと共演してレズ、レイプ、リンチ等々を体当たりで演じており、そのノーブルな面立ちとグラマーではありませんが、とてもバランスの良いしなやかな肉体が最高に輝く瞬間を見せてくれました。ちなみにこの作品はとても前衛的で、ストーリーの省略も多く、また登場人物の心の動きを映像化しているような、つまり観ている側にとっては難解な部分が多く、案の定、興行的には大コケしたそうです。そういう風評が耳に入っていた私は後追いで観ましたが、モノクロの画面が不思議と強烈な印象で、難解ではありますが、かなりドロドロした人間の暗い部分がよく描かれた秀作ではなかろうかと思っております。こういう作品こそ、現代にぜひともDVDとして復刻していただきとうございます。で、大堀早苗ですが、こうした女優活動もありましたが、やはりダンサーとしての素晴らしさは万人の認めるところで、テレビの深夜番組等では華麗な舞を披露しておりました。付属解説書によれば「プレイガール」にはこのエピソードの前に10回ほどゲスト出演しているそうですが、レギュラー入りするこの物語ではダンサー役で登場、劇中でもセクシーな衣装で魅惑の舞をたっぷりと見せてくれました。尚、「プレイガール」には最終回第287話まで間にレギュラーとして8作しか登場していないということなので、結果的にゲスト出演の方が多いということになってしまいました。 |
MH1〜2月公演「ピンク&ホット'70」-(S45/12/27〜S46/03/02)
この公演にNDT19期生の河本芳子さんがNDT-OGの歌手として参加しています。
12期 英 由美 |
初版 '05/03/25
改定-'08/12/10
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