昭和52年
×「初笑い ザ・ドリフターズ!全員集合・・キャンディーズもいっしょだよ」6景-(01/01〜10)
下左は昭和52年1月1日から昭和52年1月10日まで、東京有楽町日劇で上演されたザ・ドリフターズの舞台構成台本、200ページ強のガリ版印刷の冊子、表紙に田中様と・・・もしかしてキャンディズの田中好子さん用の台本か?
台本 |
同時上映映画
×「布施明ショ−」8景-(01/11〜17)
日劇 布施明ショー 左とん平 森田つぐみ 服部克久 沢田研二
×「新春小柳ルミ子ショ―」8景-(01/18〜24)
チラシ
×「沢田研二ショ−」-(01/25〜31)
表裏紙含めて22p
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「奥田順子さん連名入り」
「ポンジュールパリ」の公演を前に昭和46年夏に入団した29期生の奥田順子さんが連名入りを果たしましたが、このショウが終わり8月一杯で退団されて居るようです。 ”やっちゃん”が記憶に有るNDTの連名入りの方はこの奥田さんが最後でこれ以後の資料は無いので判りません そこで ”やっちゃん”が昭和28年からこの年までにNDTの入団者の中で連名入りした方々を調べ別ぺ-ジにN「連名に載ったNDTのスタ-」-但し女性団員のみの一覧表を作りましたので御覧下さい、これに依ると10期生以下で39名です、10期以上に就いては資料が無いので推定に成りますが全部で戦後約53名の方達が連名に名を連ねた事に成ります。 此れは戦後に入団された女性団員約958名の18%に当り連名に名を連ねる事の出来たのは約18名に一人と可也厳しい事も判ります。 |
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「ポンジュ-ルパリ」のNDT団員構成
NDT最後となったレビュ-「ポンジュ-ルパリ」を迎える団員の構成人員は別ぺ-ジに製作したN昭和52年春のNDTスタ-名鑑・香盤表に示した様に女性40・男性17・合計57名の小人数の構成に成ってしまいました。
「ポンジュ-ルパリの観覧券」
昨年の「ビバ!アメリカ」でのNDTが久々に見応えあるショ-を見せて呉れたのと「秋のおどり」が低調だったので”やっちゃん”はこのショウに期待して前売り観覧券が1/15日に発売されると同時に早速買った様です、 この時の入場料金と上演時間が下記のチラシに載って居ますので参考までに
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「ポンジュ-ルパリ」8景-(02/05〜04/25)
この公演も3ヶ月に及ぶ長期公演でしかも昨年のように中間の休みなしのフル公演でした。
しかし内容となるとNDTの出演場面でも見るべきものは殆ど無く低調なショウでした、これは昨年の「ビバ!アメリカ」が1部・2部と分けてNDTの出演場面が第1部ではっきりして居たのに比べると、第1部5景・第2部全8景の構成でしたがパリ・ム-ランの踊り子とNDTが第1部・第2部ともに交互に出てくる構成を採った為かショウの流れが寸断され、”やっちゃん”に云わせればもうメチャクチャのショウで二度と見たいと思わない物でした。
「BONJOUR PARIS」プログラムの表紙サイズ:A4 約30ページ →「ポンジュ-ルパリ」の裏表紙 |
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ただNDTの最後のレビュ-に成るかも知れず2〜3回は見たのでは無かったと思いますが、印象に残って居るのは1部第2景の「日本の民謡」と、2部では第1景「パリは若者」でヤングラバ-ズの女性が僅か8名に、第3景「ロケット・ビュ-ティ-ズ」のラインダンスも20名に成って仕舞ったな-!と思ったことです。
下は2月19日(土)PM2:301階イ列18番・・・一番前の列の真中の席の指定入場券が残って居ます、又下右は入場券購入時に同封されていた公演の案内表です。
「ポンジュ−ルパリ」の指定入場券 |
M入場券の公演案内クリックで広大 |
又このショ−が詰まらなかった一因は歌手の居なくなったNDTに、ゲスト歌手が男姓の高 英男さんだけで女性のシンガ-が居ない為の華やかさと変化に欠けた面もありました。
日劇のショ-に久振りにゲスト出演された高 英男さんのwebサイトは
*http://www.elrosa.com/tisen/41/41305.html
*http://movie.goo.ne.jp/cast/109849/
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「ポンジュ-ルパリ」でNDT最後のレビュ-のフィナ-レ |
其の他このショウに就いては「ポンジュ-ルパリ」プログラムの内に次の六本の記事が記載されて居ますので、上の「BONJOUR PARIS」プログラムの表紙をクリックして参考にして下さい。 「ご挨拶」-東宝株式会社専務取締役演劇担当-雨宮恒之 「ドリス・ハウグ・・・メツセージ」-ドリス・ハウグ・プロフィ-ル 「”ポンジュ-ルパリ”の演出にあたって」-北川信造 「レビュ-の灯はいまも!」−原田博行 「パリのレビュ−」-藤島泰輔 *http://d.hatena.ne.jp/keyword/%c6%a3%c5%e7%c2%d9%ca%e5 「ム−ラン・ル−ジュ」の成り立ち」-蘆原英了 *http://www.shinjuku-shobo.co.jp/new5-15/html/geinolist.html |
「ポンジュ-ルパリ」でNDT最後のレビュ-のフィナ-レ |
N
昭和52年春NDTスタ-名観・香盤表
N昭和52年1月10日現在NDTの58人は いま(朝日新聞記事)
TF日劇ダンシングチ―ム舞台ALBUM昭和52年-T
「日劇レビュ-の終焉」
「ポンジュ-ルパリ」公演を最後にNDTのレビュ−公演の打ち切りが発表されNDT団員はミュ−ジカル集団に変身を余儀なくされ、昭和11年「ジャズとダンス」の東宝ダンシング・チーム以来41年間の日劇レビュ−の幕を閉じました。
「日劇レビュ-の終焉時のNDTの構成人員」
この8月での退団者はスタ-ではこの春連名入りしたばかりの奥田順子(29)さんがその他では小峰美千代(32・本名=峰友美)・速水美帆(32)・岡田真理(32)・勝間田るみ子(33)・原田京子(34)・久津間充(32)の7名が退団、この内小峰・岡田さんは昭和56年のNDT最後の「サヨナラ日劇」公演に参加されて居ます。
この「ポンジュ-ルパリ」公演に参加したNDT団員の団員数は女性40名・男性17名・合計57名でした、此れに対してパリから来日したドリス・ガ-ルズ・オブ・ム-ラン・ルージュの陣容はダンサ8・マヌカン8の女性16名・男性4名・合計20名です。
「パリ本場のレビュ−に就いて」
”やっちゃん”が本場のパリのレビュ−を観たのは定年後のフランスへの観光旅行の折です、残念ながらム-ラン・ルージュは外観のみで実際に見たのは凱旋門の近くシャンぜリゼに面したリドのキャバレ−でした、出演した30名程の本場のマヌカン・ダンサ−は日本公演の「ポンジュ-ルパリ」より揃って美しく男性のアクロバティックなダンスもさすがと思いましたが矢張りこれは外国の文化であって日本では日本人向けにアレンジしたもので無いと受け入れられ無いのではと思いました。
「ポンジュールパリ」の後”やっちゃん”はこの年の11月公演されたミュ−ジカル「グリ−ス」の入場券が残って居るのでこの公演は観て居る様ですが内容は思い出すことが出来ません、この公演以外は昭和56年の「サヨナラ日劇」公演迄一度も日劇に足を運んで居ません、レビュ−を公演が無くなった日劇などに行ってられるか!と云う気持ちが有った事も確かです。
「どこへ行く日劇ダンシングチーム」-1977年昭和52年4月22日号-週刊朝日
NDTがレビュ−公演からの撤退の報にマスコミも反応して報道されました。
●雑誌名 週刊朝日 浅茅陽子-表紙 ●発行日 1977年昭和52年4月22日号 ●出版社 朝日新聞社 ●「日劇ダンシングチーム・消える三大おどり」 NDTラインダンス(モノクロ6ページ) ●「どこへ行く日劇ダンシングチーム」 (記事 モノクロ1ページ) |
写真説明 右ぺ−ジ 右上: 右下:昭和52年「ポンジュ-ルパリ」 NDT最後のラインダンス 左ぺ−ジ(黄金時代を築いたスタ−たち) 左上:昭和28年第1回「日劇春のおどり」 篠ヶ崎典子(左)と荒井まき子(北原三枝) 左中:重山規子 左下:上条美紗保・藤井輝子 右下ぺ−ジ 右上: 左上:昭和18年第141回公演「日本赤十字」 下:昭和27年「夏のおどり」 開幕「朝顔のラインダンス 左下ぺ−ジ 右上: 左下: 左:5段の大ラインダンス |
右ぺ−ジ |
下ぺ−ジ |
右下ぺ−ジ |
以下の公演は「グリ−ス」2幕12場を除き”yachan”は観て居ませんがweb上その他で収集した資料に「日劇レビュ−史」の公演評を記載しました、レビュ−公演のなくなったこの時代に日劇ではこの様なショ−が公演されて居たた事が判ります。
これに依ると日劇へのNTDの出演は年と共に減少して行く様子が明らかで東宝がNDTをミュ−ジカル集団にとの試みも失敗し最後にはテレビや映画の有名人ワンマンショ−のバックダンサ−に成り下がって仕舞いました。
×「はばたけ若い人!日劇 桜田淳子ショー」-(04/26〜05/02)
昭和52年刊・18頁 |
チラシ
チラシ表 |
チラシ裏 |
同時上映:若い人
×「森進一ショー」-(05/03〜09)
内藤やす子,出演。
×「絶唱!都はるみショー」-(05/10〜16)
東宝映画『青年の樹』
×「日劇ソウル・カーにバル featuring・しばたはつみ」-(05/17〜26)
下のチラシは「ポンジュ-ルパリ」公演中に手に入れたもので、5月に公演された「日劇ソウル・カーにバル featuring・しばたはつみ」ですがNDTは出演していません。
このショ-に日本人として唯一人参加した しばたはつみさん のwebサイトは
*http://www.hatsumi-shibata.co.jp/
「日劇レビュ−史」472p
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下の二公演はWeb上でプログラムを発見しましたので参考として「日劇レビュ−史」の記事と共に紹介記載します。
×「さすらい小林旭」-(05/27〜31)
服部克久
チラシ
注:此のチラシに依り「日劇レビュ−史」の公演名及び開催期間「さすらいの小林旭」-(05/27〜28)を上記の如く訂正します(713/04/30)。
週刊読売 5月28日号
×「踊る幽霊船-マリ―マリ―のラム酒と船次」2幕21場-(06/04〜28)東宝・ナベプロ
脚本=里吉しげみ
出演:ホーン・ユキ、水森亜土、大門正明、重田尚彦、松崎しげる、中野ブラザーズスーパーマーケット、谷啓、神崎一人、西川純代、恒吉雄一、沢木順、鷲尾真知子、あぜち守、細川俊夫、加茂さくら、劇団未来劇場、日劇ダンシングチーム 演出:福田陽一郎
台本 |
×「舟木一夫特別公演」-(07/02〜26)
第1部 「快傑児雷也」
第2部 「舟木一夫ヒット・パレード」
「日劇レビュ−史」472〜473p
日劇公演記念 7inchCOLUMBIA AK-71 |
チラシ
「文藝春秋 昭和52年7月号」
さらば日劇レビューの日よ-座談会=丹下キヨ子/根岸明美/藤井輝子/西川純代(P264-270)
×ハローモンスター「魔女はロックがお好き」2幕12場-(08/04〜24)
出演:★出演:岡崎友紀、前田美波里、南利明、天地総子、小鹿みき、沢木順
プロ表紙:岡崎友紀 |
岡崎友紀 前田美波里 |
小鹿みき |
NDT:西川純代・新倉まり子・真島茂樹 |
NDT |
ポスター |
「日劇レビュ−史」473p |
アサヒグラフ 1977/8/26号
.「岡崎友紀主演 日劇ミュージカル 魔女はロックがお好き」カラー5ページまた、表紙も岡崎友紀のビキニ姿です。
×「第57回ウエスタン・カ−二バル”直撃!ロックンロ−ル大旋風”」-(08/25〜27)
プロ表紙 |
ポスター |
チラシ | |
同時上映映画
1977.08.27 獄門島 東宝映画 市川崑
「グリ−ス」出演NDT内部オ−ディション-(08/末)
選出者8名:西川純代(20)・松岡蘭子(28)・岡部小百合(31)・水谷ミチル(31)・小林玲子(34)・真島茂樹(23)・野口あきら(31)・吉本和彦(34)
NDT8月末退団者
退団者7名:奥田順子(29)・小峰美千代(32)・速水美帆(32)・岡田真理(32)・勝間田るみ子(33)・原田京子(34)・久津間充(32)の7名で在籍者は51名に。
×「GOGO!キャンディズ」★暑中お見舞い申し上げます★-(08/28〜09/01)
この公演は観てみたいと劇場前まで出かけましたが満員札止めで入場を諦めた記憶があります。
構成・演出:松尾准光
装置:小林厳夫
音楽:渡辺茂樹
出演:キャンディズほか
NDTの出演は無かった様です
キャンディーズ広告のポスター |
チラシ
チラシ表 |
チラシ裏 |
プログラム表紙 A4-20P |
「男性週刊誌(平凡パンチ)で解散前に特集が組まれました、下右の写真はサマージャック‘77の日劇のものだそうです。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~candies/54983625/
ヤング・アイドル・ナウ別冊さよならキャンディーズ引退記念完全保存版
ヤング・アイドル・ナウ別冊さよならキャンディーズ引退記念完全保存版・独占写真集です。 ・昭和53年3月1日 勁文社 A4版 88頁 ・内容は、カラー独占特写 ・ステージ〜日劇、日比谷野音、ファンの集い他 ・楽しかった想い出の一枚 ・全出演CMカラー再現(出演作品一覧) ・ノンフィクション「キャンディーズ・ストーリー」激しく燃えた青春 ・キャンディーズ・アルバム 1973from1977完全年譜〜全ブロマイド・全ディスコグラフィー他 ・ラン・スー・ミキからメッセージ&サイン |
平凡パンチ10月10日号
表紙:由美かおる
★特別折込/3つ折=キャンディーズ/両面(涙の日劇ラスト・カーニバル) キャンディーズ日劇ラストカーニバルピンナップ
キャンディーズ 木製パネル(サイズ:570X400mm) |
同時上映映画
1977.08.27 獄門島 東宝映画 市川崑
「熱唱!!五木ひろし」-(09/21〜27)
「三沢あけみショ−」9景-(09/28〜10/02)
チラシ 芸能生活15周年記念■山城新伍友情出演
「いちばん星」-(10/07〜30)
映画「未知との遭遇」ロ−ドショ−-(10/04〜)
×「いちばん星」-(10/7〜30)
プロ表紙 |
「日劇レビュ−史」474p |
「グリ−ス」2幕12場-(11/3〜27)
【出演】 由美かおる、あおい輝彦、糸居五郎、夏純子、尾藤イサオ、日劇ダンシングチーム:西川純代(20)・松岡蘭子(14)・岡部小百合(31)・水谷ミチル(31)・小林玲子(34)・真島茂樹(23)・野口あきら(31)・吉本和彦(34)
24x25p 24ページ |
チラシ
左下に示す(昭和52年11月5日-土曜日)観覧券が残って居たのでこのショ−を観て居る様ですが記憶は有りません、NDTがミュ−ジカル路線に転換しての弟3弾です。
「日劇レビュ−史」474p |
次回公演「新・雲の上団五郎一座」 2部15場-(12/01〜26) |
NDTに残った団員は歌謡ショ-のバックダンサ−や日劇で行なわれたミュ−ジカルや日劇五階のミュ―ジックホ―ル(下記参照)・東宝系劇場のミュ−ジカル等に出て居た様ですが、昭和55年年初には日劇が取り壊され改築が56年度から始まる事が発表され、3月からは歌謡ワンマンショ-も打ち切られ映画上映専門館になってしまい此の時点ではNDTの行く末はまだ未定でした。
同時上映映画
1977.10.29 姿三四郎 東宝映画 岡本喜八
映画&平凡パンチ 橘由紀
映画出演:毒婦お伝と首斬り浅(1977) 日本人のへそ(1977) http://www.weblio.jp/content/%E6%A9%98%E7%94%B1%E7%B4%80
別冊平凡パンチ/S51・11・01
表紙-木之内みどり /ジャンボカレンダー・橘由紀・宮井えりな・黒沢ゆみ・他
【平凡パンチ:昭52-3/28】橘由紀神保美喜島咲子梓かおりタモリ
グラビア:神保美喜(乳首スケ他6p)、橘由紀(ヌード4p)ジュリー・バタイユ(水着3p)、キャッシー中島(バスタオル巻き他3p)、スクープ・ポルシェ928(4p)、記事:密室芸人タモリのハナモゲラ言語学、綱争い対談貴ノ花VS若三杉、五木田武信の南アフリカ共和国体験記、さらば東京教育大学、バンザイ同盟、新宿革命PePe、表紙:ダイアン・マーチン
1977年04月号「パンチOh!」
ピンクレディー?(超ミニスカートピンナップ)橘由紀?(ヌード/8ページ)
別冊平凡パンチ/77年09月盛夏号
浅野ゆう子(表紙)、ひろみ麻耶、美川ジュン、橘由紀、南条由 ★平凡出版社◆昭和52年9月1日発行★158ページ
夕刊現代11月27日号 殿岡ハツエ
KBSアダルト専科 の台本です。日劇ダンシングチーム 鹿島とも子
●244×175×5ミリです。 70数ページです。
×☆日劇ミュージックホール「夏の夜のピンクの夢」 -(52年夏公演)
この公演にNDTから女性4名男性2名が参加しています。
女性:煌万有美・速水美帆・槙怜奈(以上32期生)・水木かおる(33期生)
男性:宮田五郎・関武雄
NDTから参加した男性2名と女性4名 |
'05/06/10 初版
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